グレースレディのブログ

私‥辞めようかな。。スタッフからの一言に揺れた日々

2025年01月23日 19:51

「私、やめようかな…」スタッフからの一言に揺れた日々


サロン経営をしていると、ある日突然スタッフから「私、やめようかな…」という言葉を投げかけられることがあります。

その言葉を聞いた瞬間、胸がぎゅっと締め付けられるような感覚に陥ります。

私はこれまで、スタッフが少しでも働きやすいようにと、できる限り近づいてきました。


シフトの調整、技術のサポート、時にはプライベートの悩みにも耳を傾けて、まるで家族のように接していたそれにもかかわらず、「やめようかな」という言葉は、全てを否定されたような気持ちにさせられます


「もしかして、私のやり方が間違っていたのかな?」
「もっと条件を良くしたら、続けてくれるかもしれない」


そんな思いが
頭をよぎり、心が揺れます。



以前の私は、スタッフの「やめるかも…」という言葉に振り回され、

「お給料を上げたらどうだろう?」
「働きやすい環境をもっと整えたら?」

そんなことだけ考えて、条件を変えて、彼女のペースに合わせることで、長く働いてもらおうと努力しました。 、


いつの間にかスタッフに振り回される形になってました。



会計、採用、教育、施術、サンプル作りまで、すべてを自分が背負う日々。


疲れ果てながらも、「頑張ればいつか報われる」と信じていました。

それでも、実際どうなったかというと、スタッフはとりあえず辞めていきました。

「人は辞める。だから、サロンは仕組みで回すべきだ。」


そこで私は、自分の考え方を大きく変えてみました。


以前のように感情的にならず、経営者としての視点を持ち、事実を淡々と確認するようにしました。


そして、スタッフの言葉ではなく「行動」と「数字」に注目することにしたのです。


本当にスタッフが成長し、努力しているなら、その結果が次回予約率や売上に表れます。


感情ではなく、事実に基づいて評価する。
これが、私が学んだ大切な経営の考え方です。


「長く働いてもらえることが良い」そう思いこんでいた過去の私は、今では違う考えを持っています。


サロン大事なのは、スタッフが短期間でも結果を出せる仕組みを作ること。


もし2年働いて辞めたとしても その期間にしっかりと結果を出し、サロンに貢献してもらえれば、それでも十分考えようになりました。


そのため、教育期間を見直し、スタッフが3ヶ月で戦力になる仕組みを導入しました。


技術だけでなく、次回予約段階のスキル、お客様への提案力など、限られた時間の中で最大の成果を出せる体制を整えています。

「辞めようかな」と言われても、もう私は迷いません


「そう思うなら、仕方ないね」と冷静に対応できるようになりました。


サロンは、スタッフの個人的な事情に振り回される場所ではなく、経営の仕組みで進むものですから。


スタッフの「やめようかな」という一言に動揺していた過去の自分に伝えたいことがあります。


「人に合わせるのをやめて、仕組みに頼れ」


それができるようになった今、私自身が心の余裕を持ってサロン経営に集中できるようになりました。

感情ではなく、行動と数字を見て判断し、サロンを安定させました


今、同じようにスタッフの言葉に悩んでいるオーナーの方へ。



私もまだまだ勉強しながらですが一緒に、サロン経営をより良いものにしていきましょう。


どんなに努力しても残念ながら人にはそれぞれの人生があり、いつか必ず

さよなら の時がくるものです


サロン運営において人の入れ替わりは避けれません

今いるスタッフ そしてこれから出会うスタッフに心から『ありがとう』と伝えられる経営を目指し 日々成長していきたいと思っています