店舗を任せれるまでに
2025年01月22日 13:19
最初は失敗ばかり…でも今では店舗を任せられるまでに
ネイルサロンを運営するうえで、スタッフの成長は最も重要な課題の一つです。
私も、未経験のスタッフを迎え入れるたびに、「どう育てればいいのか」「どこまで任せていいのか」と悩みながら進んできました。
最初は失敗ばかりで、正直、「本当にこのスタッフに店舗を任せられる日が来るのだろうか?」と不安に思うこともありました。
しかし、試行錯誤の末に、未経験スタッフでも確実に成長し、自信を持ってお客様を担当できるようになる仕組みを作ることができました。今では、店舗運営をスタッフに任せることができ、安心して経営に集中できるようになっています。
1. 未経験スタッフの最初の壁:技術と自信のギャップ
未経験のスタッフが最初にぶつかるのは、「自分にできるのか」という不安です。
技術がなかなか身につかず、お客様の前に出ることに抵抗を感じてしまうことが多くありました。
当初は、「技術を完璧に習得してからお客様対応」という流れを重視していましたが、これが逆効果でした。
練習ばかりの毎日では、モチベーションが続かず、プレッシャーが強くなるばかりだったのです。
そこで、まずは「できることから任せる」方針に転換しました。
小さな成功体験を積み重ね、施術に対する自信を少しずつ築いてもらう。
この方法に切り替えてから、スタッフの表情が明るくなり、自発的に技術向上に励むようになりました。
2. 教育プロセスの見直し:段階的に成長する仕組み
以前は、一度に多くのことを詰め込みすぎて、スタッフが混乱してしまうことがよくありました。そこで、教育プロセスを以下のように段階的に進める方法に変更しました。
ステップ:実践的なスキルを習得
実際のお客様対応のシミュレーションを増やし、技術の細かい部分を練習
目標:一人で施術ができる自信を持たせる
目標売上や次回予約率の数値を追う意識を育てる
目標:数字を意識しながら、自立して働ける
このように「今できること」「次に目指すこと」を明確にすることにしました
3. 失敗を恐れず、フォロー体制を整える
未経験のスタッフにとって、失敗は避けられません。
私も「失敗したらどうしよう」と思っていましたが、むしろ失敗から学べる機会を作ることが大切だと気づきました。
そのために、スタッフが失敗したときのフォロー体制を強化しました。
施術後に必ずフィードバックを行い、次回に活かせるアドバイスを提供
お客様対応で困ったことがあればすぐに相談できる環境を整備
教育のゴールは「独り立ち」ではなく「任せられること」
以前は、「スタッフが一人で施術できるようになればOK」と考えていましたが、それだけでは不十分でした。
最終的なゴールは「店舗運営を任せられる人材」に育てること。
そのために、単なる施術のスキルだけでなく、。人材に焦点を絞りました
今では安心して店舗を任せられる存在に
このような教育プロセスを取り入れたことで、未経験スタッフも短期間で成長し、今では自信を持って店舗運営を任せられるようになりました。
もちろん、最初は失敗の連続でしたが、一歩ずつ前進していくことで、スタッフ自身が成長を実感し、お客様からも信頼されるネイリストへと変わっていきました。
育成のカギは「段階的成長」と「自信を持たせる仕組み」
未経験からでも、適切な教育プロセスとフォロー体制があれば、確実に成長できます。
重要なのは、技術だけでなく「お客様に喜ばれる」という実感を持たせること。
過去1年勤務したスタッフに、そろそろこのメニューは入るようにしてくださいとお伝えすると
【できないのに、もうこのメニューを入らすなんて腹が立つ】なんて言われていましたが
今はマニュアルも整備し
どういう人を採用するか焦点を決めているので
5回の研修期間でデビューして1か月目には店舗を一人で任せる仕組みを作りました