感情に揺らがないように
2025年02月25日 12:31
感情に揺らぎそうになる時、それでも冷静な判断を
どれだけ経験を積んでも、スタッフの言葉や態度に感情が揺さぶられる瞬間はあります。
私も、スタッフの「頑張ります」「次はもっとやります」という言葉に心が動かされそうになる時があります。
それでも、今ではその感情をぐっと抑え、「運営として必要な評価ポイント」に集中することを心がけています。
「頑張り」は人それぞれの尺度
スタッフ一人ひとりが持つ「頑張る」の基準は違います。
ある人にとっての全力が、他の人にとっては当たり前のことかもしれません。
その違いを感情で判断しようとすると、どうしてもブレが生じてしまいます。
そこで私は、スタッフの努力を評価する際、「店舗運営にとっての成果」という明確な基準を設けることにしました。
例えば、次回予約率やリピート率、売上の数字など、店舗運営に直結するデータを指標として活用しています。
感情ではなく、数字が示す結果に基づいて判断することで、スタッフにも公平性が伝わり、モチベーションにも繋がるのです。
揺らぐ感情を乗り越えるために
とはいえ、感情に揺らぎそうになる瞬間が全くなくなるわけではありません。
「あのスタッフは本当に頑張っているのに」「自分も手助けしたほうがいいのでは」と思うこと何回もあります。
ですが、その都度思い出すのは、「私が感情で動けば、店舗運営全体が不安定になる」ということ。
スタッフが評価を求める基準は明確であるべきです。
私が大切にしていること
感情に流されないようにするためには、「店舗運営全体の成功を見据える」と。
もちろん、スタッフの努力や気持ちを全く無視するわけではありません。
でも、それをそのまま評価に結びつけるのではなく、店舗としての成果にどう繋がるかを軸に考えるようになりました。
それが、私自身が成長し、店舗運営を安定させるための大切な一歩だったと思います。
感情に流されそうなときほど、深呼吸して冷静に立ち戻る。それが、私の今のスタイルです。
これからも揺らぐことはあるかもしれません。
でもそのたびに、「感情ではなく成果を評価する」