グレースレディのブログ

スタッフの教育体制に悩んだ日々とその先に見えた希望

2025年01月09日 14:15

graceladyがここまで成長してこれたのは、お客様の支えと、スタッフ一人ひとりの努力のおかげです。


しかし、その裏側では、スタッフの教育体制について頭を抱えた日々がありました。



新しい技術を教えることの難しさ、スタッフの成長スピードの違い、そしてお客様の満足度を維持しながらの運営。


これらをどのように両立させるか、試行錯誤の連続でした。


graceladyのサービスは、深爪矯正や爪の育成という専門性が高い技術が求められます。初めて美容業界に足を踏み入れるスタッフにとっては、基礎から学ぶことが必要でした。

しかし、技術の基礎を教えるだけでは不十分で、お客様一人ひとりの爪の状態や悩みに合わせて、柔軟に対応できる応用力も求められます。

スタッフがそのレベルに達するまでには、時間と経験が必要です。



「どうすれば効率的に技術を習得してもらえるのか?」

「現場で即戦力として活躍してもらうにはどうしたらいいのか?」


この問いに対する答えを見つけるまで、多くの試行錯誤がありました。


graceladyでは、これまでに数々の試行錯誤を重ねながら、スタッフ教育の仕組みを見直してきました。

そして今、未経験の30代・40代スタッフが活躍できるサロンとして、多くのお客様から信頼をいただいています。

その鍵となったのが、マニュアルを1から作り直し、数字を立てられる体制を整えたことでした。

graceladyのスタッフは、ほとんどが未経験からスタートしています。

特に30代・40代という新しいキャリアのステージで、美容業界に飛び込むのは不安も多いものです。


そこで私たちは、「人」ではなく「商品」にお客様がつく仕組みを目指し、教育体制を大きく改革しました。


1. マニュアルの再構築


以前の教育では、スタッフ一人ひとりの経験やスキルに依存していたため、育成に時間がかかり、ばらつきが生じていました。

そこで、未経験者でも迷わず進められる詳細なマニュアルを作り直しました。


  • 施術の流れ: 深爪矯正や爪育成の技術を分かりやすく段階ごとに説明。

  • 接客のポイント: お客様との会話例や対応のコツを具体的に記載。

  • 商品説明: サロンオリジナルの商品「グラシナオイル」などをどのように提案すればお客様に響くかを明確化。

このマニュアルにより、スタッフ全員が同じ基準で働けるようになり、質のばらつきを抑えることができました。


2. 商品にお客様がつく仕組み

かつては「このスタッフが良い」といった、個人に依存した接客スタイルが主流でした。

しかし、それではスタッフがプレッシャーを感じたり、離職につながるリスクが高くなります。


そこで、「商品」や「サービス」にお客様がつく仕組みに切り替えました。


  • サロン独自の商品力: graceladyオリジナルの「グラシナオイル」や「深爪矯正」の施術をお客様が信頼し、リピートしてくださるように。

  • システム化された接客: スタッフ全員が同じ説明を行えるようになり、特定のスタッフに依存しない運営を実現。

これにより、スタッフは技術や接客に集中しやすくなり、教育も格段に楽になりました。


教育改革の成果は数字にも現れています。

未経験のスタッフでも、マニュアルとサロンの商品力を活用することで、着実にお客様を増やし、売上を伸ばせる体制が整いました。

  • 具体的な目標設定: スタッフごとに達成可能な目標を設定し、モチベーションを維持。

  • 継続的なサポート: 定期的な振り返りを行い、スタッフの不安を解消する仕組みを導入。

未経験からスタートしたスタッフが、数ヶ月後には自信を持ってお客様を迎えられるようになるのは、この仕組みのおかげです。


未経験から新しいキャリアを築く場所

「年齢や経験は関係ない」「新しい挑戦を応援したい」という想いを大切に、これからも働きやすい環境作りを進めていきます。

お客様にとっても、スタッフにとっても「安心できるサロン」を目指し、今後も改革と成長を続けていきます。graceladyは、お客様とスタッフが共に輝ける場であり続けます。