初めて人を雇う時
2025年10月11日 12:42
私が雇用契約をもらったことがなかったから、オーナーさんには同じ思いをしてほしくない。
正直に言うと、
私はこれまで「雇用契約書」というものをもらったことがありませんでした。
ネイルの世界に入った当初、
“なんとなく”の約束や“口頭だけ”のやりとりが当たり前で、
不安な気持ちのまま働いていたことを今でも覚えています。
残業代も頂いたことはありません
そして私も知らなかったから
仕事は好きだったけれど、
「これで合っているのかな」
「ちゃんと守られているのかな」
そんな不安を抱えながら過ごしていました。
だからこそ今、私は“雇う側”になったときに思いました。
同じ思いを、誰にもさせたくない。
雇用する側は、
雇用される側を守る立場でもあります。
たとえ小さなサロンでも、
雇用契約書ひとつ、社会保険ひとつで、
“この人を大切にしている”というメッセージを伝えられる。
フランチャイズオーナーさんの中には、
「人を雇うのは初めてで、何から手をつけたらいいか分からない」
という方もたくさんいらっしゃいます。
そんな時、本部では、
✅ 社労士・税理士の紹介
✅ 雇用契約書の雛形
✅ 保険や給与に関する実務アドバイス
✅ 書類準備のチェックリスト
これらを全てサポートしています。
私自身が“守られる経験”をしてこなかったからこそ、
これから雇用するオーナーさんには、
「守る側の責任とあたたかさ」を知ってほしい。
雇用はただの書類ではありません。
信頼を積み重ねるための、最初の約束です。